激痛で発症する病気
ヘルペスは決して命にかかわる病気ではありません。この点は心配いりません。
だけど、これから説明するように、かなりやっかいな病気です。
うつされないようくれぐれも気を付けてください。
この病気はヘルペスウイルスというウイルスが感染することで発症します。
小さな(直径数ミリ)水ぶくれが何個かでき、それが破れて皮がただれたような状態になります。
口の周りと外陰部に多いです。
特に外陰部のヘルペスはとても痛く、じっと座っているだけでも痛くて辛いくらいです。
幸い、特効薬があって、それを服用すればその日のうちに痛みが軽くなり、数日でおさまります。
再発もあり
ただ困ったことに、この特効薬はヘルペスウイルスを体から完全に追い出すことはできません。
症状が消えてもウイルスは体の奥深くにひそんでいます。
そして、抵抗力が弱った時(過労や睡眠不足、あるいはほかの病気にかかった時など)にまた増殖して症状(水ぶくれと痛み)が再発します。
再発の時の痛みは最初の時ほど激しくありませんが、やはり不愉快な痛みには違いありません。
そして、水ぶくれや皮膚のただれがある時にセックスすると相手にうつしてしまいます(逆に、そういう状態の人とセックスするとうつされます)。
なので、再発の時も、きちんと治療してください。
コンドームで防げない
ヘルペスでもう一つやっかいなのは、コンドームでカバーされない部分(女性であれば外陰部、男性なら陰嚢など)にも水ぶくれができること。
そして、そこが相手の粘膜と触れ合うとうつってしまうことです。
つまりコンドームでは防ぎきれないのです。
ヘルペスの症状がある時にはセックスしない、ヘルペスの症状がある人とはセックスしない、これしか感染を防ぐ方法はありません。
妊娠の時は気をつけて
最後に、女性の場合、特に注意してほしいのは、妊娠出産の時に外陰部にヘルペスができていると、生まれて来る赤ちゃんにヘルペスウイルスが感染してしまうことです。
新生児のヘルペスは重症の脳炎の原因になります。この点も十分に注意してください。






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