不正出血とは、規則的な生理以外の出血のことです。
生理の予定日でないのに出血してしまうのは、困ったことだし、「えっ、何かの病気なの!?」と心配にもなるでしょう。
ネットで調べると「子宮ガン」などという恐ろしげな病気も出てきます。
まず様子を見て
でも、ご心配なく。不正出血のほとんどは病気とは無関係です。
「じゃあ、病気でもないのに、なんで出血するの?」
と詰問されることが多いのですが、実はよく分かりません。
直接の原因は女性ホルモンの分泌が多すぎたり少なすぎたりすることですが、ではどうしてそんなふうにホルモン分泌が乱れるのかというと、それはよく分かりません。
医者や医学研究者は命に係わらない病気や症状については、あまりまじめに研究しないので、不正出血のように「死ぬわけではない」症状については、残念なことにきちんとした研究はあまり行われていません。
こういうわけで、原因はよく分からないけど、重大な病気であることはめったにないから、不正出血の時はタンポンやナプキンを当ててとりあえず様子を見るのが一番賢い対応です。
たいていの不正出血は2~3日すれば止まります。
5日たっても1週間たっても止まらないなら、病院に行ってください。
その場合も、検査しても特別な病気は見つからないことの方が多いです。
ただ、病気は見つからなくても、何日も不正出血が続くのは不都合なので、出血を止めるためにホルモン剤や止血剤を処方してくれるでしょう。
ほとんどの不正出血はそれで止まります。
間違いやすい出血
ところで、不正出血と間違われやすいものが2つあります。
1つは排卵出血です。生理と生理のちょうど中間くらい(排卵期)に2~3日少量の出血がある場合は、排卵出血の可能性が高いです。
排卵出血こそ、病気とはぜんぜん関係ないので、特別な治療など必要ありません。
もう1つは、膣壁からの出血です。
不正出血というのは子宮からの出血を指すのですが、子宮でなく膣から出血するケースもあります。
わりと多いのは乱暴なセックスで膣の粘膜が傷ついた場合です。
こういう時は、ホルモン剤は効きません。傷を治すような塗り薬が有効です。





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